-
年齢
-
30代
-
性別
-
男性
-
実施株数
-
1800株
-
経過
-
20代の頃に、他院でM字、生え際にFUTをしましたが、あまり変化の実感はなかったそうです。
また、数年前からフィナステリドやミノキシジルタブレットの内服、成長因子の局所注射を行っていましたが、あまり改善がみられなかったそうです。
結着増毛もされていました。
全体に皮膚に赤みがあり、また移植部の皮膚は硬く光沢感があり、瘢痕様の性状でした。皮膚の状態が良好ではなかったため、通常の植毛手術に比べて生着率が低下する可能性や赤みが遷延する可能性についてお話させていただいた上で、手術を行いました。
2回目の手術ということで、FUTによる線状瘢痕の近傍からはあまり採取しないように留意しました。
現在、術後6か月です。
経過中、ニキビが多少できましたが、生着は良好です。
以前受けた手術と比べて、明らかに生え方が違うということで喜ばれていました。
生え際の境界線が明確になり、額縁効果で額が引き締まって見えると思います。
術後1年ではさらにボリュームが出つつ、馴染んでいることでしょう。
-
主な副作用・リスク
-
痛み、赤み、腫れ、知覚異常、感染、傷跡、皮膚の膨隆、血行不全、ショックロスによる一時的な脱毛、毛嚢炎、くせ毛など