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年齢
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20代
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性別
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男性
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実施株数
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1100株
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経過
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20代男性
M字、生え際、こめかみ
術後6か月
M字、生え際が広いことを気にされていました。
フィナステリド内服とミノキシジル外用をされていましたが、効果の実感は特にないとのことでした。
診察時に印象的だったのは、
・生え際の毛流れが非常に特徴的で、逆立つような毛の生え方であったこと
・会話の中で伝わってきたご本人の非常に高い美意識でした。
ご本人には、
・移植部とドナー部では、髪の太さや質感に差があり、生え際のラインを過度に下げすぎると透け感が気になったり、不自然に感じたりするリスクがあること。
・20代前半という若さも考慮し、“攻めすぎないデザイン”が望ましい。
といった点を丁寧にご説明させていただきました。
実際、眉間から生え際までは約7cmと平均的な距離であり、生え際を大きく下げるのではなく、生え際を補強しつつ、こめかみ部分を狭めることで「相対的に額を引き締めて見せるデザイン」をご提案しました。
デザインについては、オペに至るまで計3回の面談でじっくりと話し合いを重ね、納得のいく形で決定しました。
手術では、この特徴的な毛流れに合わせて、毛穴の角度や向きを丁寧に調整しながら移植を行いました。
術後6か月が経過し、移植毛は順調に生育しています。
現在はまだくせ感がやや強くみられますが、今後時間の経過とともに自然と落ち着いてくることが期待されます。
術後1年のタイミングでは、さらに毛が太くなり、密度も増して、より自然に馴染んだ仕上がりになることでしょう。
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主な副作用・リスク
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痛み、赤み、腫れ、知覚異常、感染、傷跡、皮膚の膨隆、血行不全、ショックロスによる一時的な脱毛、毛嚢炎、くせ毛など